2012/05/16 by Matsue

第7回環境教育ボランティア研修、環境教育普及セミナーの開催 ―JICA中国事務所ニュースより

JICAは、日中友好環境保全センターとともに、3月10日から17日にかけて、「第7回環境教育ボランティア研修」と「環境教育普及セミナー」を、北京市、昆明市で開催しました。本研修及びセミナーは、日中国交正常化40年記念事業の一環として実施され、受講者には中国政府関係者以外にも学校関係者、大学の環境学科の学生、NGO関係者、退職者など幅広い人材が集まり、熱心な議論と体験学習が行われました。

【第7回環境教育ボランティア研修】

本研修は、「国民の環境意識の向上」を目指し、日中友好環境保全センター内に設置予定の「日中友好環境情報プラザ」において、環境解説(施設案内)を担うボランティア人材を育成するために行われているもので、一般社会人を対象としています。本研修は、全8回のカリキュラムで構成され、これまで6回、のべ510名が研修を終えており、今回は40名が参加しました。本研修においては、中国の環境教育施設で実施されている教育手法だけではなく、日本での参加・体験型環境教育が取り入れられています。日本人専門家の指導により、受講者は施設参観者の立場になって体験し、各教育手法の課題を考えながら、よりよい解説方法を模索し、体得しました。受講者は、NGO関係、大学の環境学科の学生、退職教師、コミュニティー(社区)役員などその背景・経験は異なるものの、環境教育への熱意は高く、テーマごとに活発な議論と積極的な提案がなされ、充足感のある楽しい研修となりました。

【環境教育普及セミナー】

本セミナーは、「循環型経済推進プロジェクト」を通じて、研究・開発された環境教育手法を普及・拡大させるとともに、中国各地の環境教育施設で行われている先進的な取り組みを関係者内部で共有することを目的に実施されています。これまでに、全国の環境保護宣伝教育センター、環境教育施設、NGO、学校関係者等を対象として、杭州市など6ヵ所で行われてきました。今回は、昆明市で3月12日から17まで6日間、「小中学校生や青少年の参画に向けた環境教育」をテーマに開催しました。日本人専門家からは日本の「環境教育施策及び法律の制定状況」、「小中学校における環境教育と青少年参加の実施経験」が、中国の専門家からは中国の「青少年の参画による環境教育活動」、「環境教育施設建設と小中学校の環境教育との連携」が紹介され、その特徴や課題、改善策等を議論しました。地方の環境教育関係者の熱心な取り組みとレベルの高さを改めて認識したセミナーとなりました。

(循環型経済推進プロジェクト チーフアドバイザー:立場正夫)

JICA中国事務所ニュース2012年4月号より転載
http://www.jica.go.jp/china/office/others/newsletter/201204/02.html#a07

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