2012/05/08 by yanyan

CSnet Mail Magazine No.15

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日中市民社会ネットワーク(CSネット)メールマガジン  20124月号(第15号)

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【目次】

  • はじめに:「プロボノチームに感謝感謝」
  • 募集中:「インターン募集中!」「北京高齢者サービス事業視察プログラム参加者募集中!」
  • CSネット活動報告&今月のお薦めコンテンツ
  • 連載:日中間の不理解に挑む「クレヨンしんちゃんの著作権侵害問題に関する“ニュースの深読み”から」
  • 今月のありがとう!

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【はじめに】プロボノチームに感謝感謝

 新年度に入ってからのメールマガ第1号です!と言ってもすでにゴールデンウェーク明けなので、拍子抜けしてしまいますよね。CSネットは本当に頑張っているのですが、人手不足でいろいろと間に合っていないのです・・・

そんなわれわれの救世主!とでもいうべき方々が現れました!縁があり日立ソリューションズのCSR推進室と一緒に仕事をさせていただいたことがきっかけとなり、何と日立ソリューションズさんのITのプロが私たちのサイトを再構築してくれることになりました!「プロボノ」と呼ばれる新たな潮流に、私たちもついに乗りました。

プロボノを専門的にコーディネートするNPO法人サービスグラントのサポートを得ながら、CSネットサイト改造計画がいよいよスタートです。半年後、CSネットのサイトはおそらく息をのむほど素敵なものに生まれ変わります。これほど素敵なプロフェショナルチームの力があれば、そう確信できます。

NPO法ができて13年。市民活動の実践や文化、精神が画期的に人々の間に広がったとはとても言えない状況ですが、NPO法人の理事長がテレビにコメンテーターとして登場するようになり、社会起業家やプロボノ、ボラバイトなどの新たな活動形態も次から次へと日本社会で見られるようになりました。人々を巻き込み、社会に影響を与えてなんぼの活動です。地味に、少しずつ社会に浸透させていくのが、日本流の市民活動のありかたかもしれません。(やんやん)

 

【募集中!その1】CSネットインターン募集中!

 人手不足による負の連鎖から抜け出すために、CSネットは真心を込めて、一緒に仕事をしてくれるインターンの方を募集します!CSネットは、「環境」「高齢社会」「災害」という3つの主要領域ごとに、担当チームを組みたいと考えています。

l  ひとチーム5名程度で活動し、情報収集と発信活動及び交流・研修プロジェクトの企画と実施を行います。

  • 情報収集と発信活動としては、担当する領域に関連する素敵な人物に、月に一名ぐらいのペースでインタビューし、インタビュー記事の執筆を行います。同時に担当する分野に関する日中双方の事例や動向を収集し、翻訳したい文章を選び、翻訳ボランティアと協力してサイトに掲載して行きます。
  • 交流・研修プロジェクトの企画と実施とは、担当する領域に関連する何らかのテーマを考案し、日中間で交流プログラムや研修事業を企画し、実施してみることです。年に2-3回実施することを目標とします。

l  チーム活動にはCSネットから、交通費の実費と会合費の実費など活動の必要経費を支給します。留学生大歓迎です!語学能力と調査力、行動力、コミュニケーション力を高める大チャンスです。ぜひ応募してみてください。

l  5月27日(日)16:10~18:10、(株)エンパブリックの根津スタジオで説明会をやります!参加してみたい方は、5月24日までにinfo@csnet.asiaにご一報ください。申込者に詳細をお知らせします。

 

【募集中!その2】北京高齢者サービス事業視察プログラム参加者募集中!

国際交流基金の助成を得て、CSネットが受け入れた高齢者サービス分野の研修生が3月下旬に中国に帰国しました。早速、彼女が高齢者住宅を手がける業者と共同で、日本からも発表者を招き、中国の高齢者産業に関するシンポジウムを開催することになりました。CSネットではこのシンポジウムへの参加を中心に、北京市内のシニアホームやデイサービスの現場を見学し、関係者と交流するプログラムを企画しました。

日時: 6/1(金曜)~5(火曜)、

目的: 北京高齢者産業の連携と展開、

内容: 中国高齢者産業シンポジウムと北京市内公営及び民営の老人ホームなど見学、

日本側発表者:(株)コミュニティネット、ユーミーケア(株)」

 最大10名の参加が可能です。興味のある方は5月15日までにinfo@csnet.asiaにご連絡ください。

詳細はhttp://csnet.asia/archives/8948

 

【CSネットの活動報告と今月のお薦めコンテンツ】

★屋久島プロジェクト2012年度が始まりました!今年度の活動計画は、以下をご覧ください! 昨年度は日中のキーパーソンの間で具体的なつながりを作り出すことができました。今年度はキーパーソンを中心に、自然保護区や世界自然遺産地域の課題解決に実践的に貢献できる方法を模索し、提示していきたいと思います。

http://csnet.asia/archives/8954

★CSネットは今年度、Global GreenGrants Fund から1万ドルの助成金を得ました!日中間で災害分野の情報を扱うコラムを、サイト上で開催する予定です。防災・減災・災害救援と復興に関する日中双方の経験やアイデアを日中のに言語で紹介していくだけではなく、日本の被災地の現状を継続的に中国に発信していき、中国の関係者の関心を呼び起こし、被災地により多くの支援と理解が届くように、仕掛けていきたいと思います。

http://csnet.asia/archives/8946

★NPO法人サービスグラントのサポートを得て、(株)日立ソリューションズのプロボノチームによって、CSネットのサイト大改造計画が始まりました。新生サイトは半年後に皆様にお届けできると思います。どうぞお楽しみに!

★国際交流基金のフェローとして来日した研修生が、中国高齢者産業に関するシンポジウムの開催に携わっています。それに合わせて、CSネットでは6月1日から5日までの中国高齢者産業スタディプログラムを企画しました!

http://csnet.asia/archives/8948

 

4月はサイト上では10本の記事を更新しました。

★中国で活動する日系企業必見:いま「公益マーケティング」が熱い

http://csnet.asia/archives/8866

★エコプロダクツの報告:「私のエコライフ」

http://csnet.asia/archives/8831

★暗闇がソーシャル・ビジネスになるなら、静寂だって:香港の新しい社会的企業「ダイアログ・イン・サイレンス」

http://csnet.asia/archives/8855

★香港の社会的企業その2:綿徳社会利益企業

http://csnet.asia/archives/8859

★情報ボランティア宮崎いずみさんシリーズ「北京有機野菜購入事情」

http://csnet.asia/archives/8890

★情報ボランティア張雨晴シリーズ「宋荘アート村」

http://csnet.asia/archives/8833

皆様、どうぞhttp://csnet.asia をよろしくお願いします。

 

【連載:日中間の不理解に挑む】「クレヨンしんちゃんの著作権侵害問題に関する“ニュースの深読み”から」

『クレヨンしんちゃん』を出版している双葉社が、著作権に関わる中国での裁判で勝訴判決を得たことを発表しました。2012年3月23日に上海市第一中級人民法院は、双葉社の主張を認めるかたちで、中国企業によるロゴの商標登録を無効としたと言います。

この件をNHKは「ニュースの深読み」という番組で取り上げ、3名の専門家(科学ジャーナリストの馬場錬成さん、日本貿易振興機構アジア経済研究所の森永正裕さん、NHK解説委員の加藤青延さん)、2名のタレントゲスト(桂文珍さんと山田まりやさん)を迎えて「深読み」して見せてくれました。

ポイントは二つあったと思います。一つは、「商標権は日本でも中国でも早い者勝ち。日本企業が中国企業に先に商標権を取られてしまうのは、“わきが甘いから”という部分を認めなければならないこと」、もう一つは、「商標権という考え方自体はそもそも欧米発の仕組みで、中国はそれによって苦い経験をしたが、2005年に国家戦略として“知的財産大国”への舵切りが行われたこと」。商標権について、全世界で通用するスタンダードが存在しない以上、ビジネスを行う舞台となる国のルールに従うのが当然になります。10年前まで「商標権」によって首を絞められていた中国企業は、今やルールに則り、商標権を武器に利益を上げようとしています。

明快で納得のいく解説であるにもかかわらず、とにかく「え~?!」を連発する山田まりやさんの反応は、多くの日本人の反応を代表しているとは思いたくありません。「中国といったらパクリ」という固定観念にとらわれ、軽蔑と非難に終始しても何も始まらないと思います。中国は強力な国家戦略を持ち、変化のスピードが速いだけではなく、「楽に利益を上げること」は非難の対象ではなく、「才能と知恵の現れ」だとされてきた国です。日本側も、いつまでも自らが納得できるような理解の枠組みにしがみついてはいられないのではないでしょうか?(やんやん)

 

【4月の“ありがとう!”】

今月もサイトの更新は翻訳ボランティアの皆様のご協力によって無事進められました。日頃の感謝をいっぱいいっぱい込めて、ここで「ありがとう!」をお伝えしたいと思います。

毛淑華様、吴昊様、黄淑珺様、張玉梅様、金暁輝様、陸依柳様、張雨晴様、呉雪遠様、王潔麗様、三津間由佳様、A.K様、岡田由一様、三浦祐介様、宮崎いずみ様。

ありがとうございました!!

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※このメールマガジンの転載を歓迎します。ご転載、ご引用の際は、日中市民社会ネットワーク(CSネット)からの転載であることをご明示ください。

※このメールマガジン(月末もしくは翌月初め発行)は、CSネットのスタッフ(李妍焱、朱恵文、松江直子、李君暉、季新)と縁のある方々、CSネットおよび前身であるGLI東京事務所の活動に関わった方々に配信しております。現在の配信対象者は日本では600名ほど、中国では400名ほどです。配信がご不要の方は、info@csnet.asiaにご連絡ください。

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