2012/04/23 by Matsue

私のエコライフ―エコプロダクツ2011シリーズ(2)

昨年3月11日の東日本大震災は、私たちに大自然の脅威を見せつけたが、地震による福島原発の事故もまた、被災地以外に住むすべての人の生活に多大な影響を与えた。

 閉ざされた空間である室内で冬に石油ストーブを使うのは安全ではなく、ガスを利用した食事作りにも火災の危険が潜む。そこで、日本ではオール電化住宅が提唱され、2008年以降、東京電力がPRに力を入れて普及が進んだ結果、電気の使用量が大幅に増加した。東日本大震災による福島原子力発電所の事故後、ほとんどの原子力発電所は安全性を確認できるまで停止することになり、電力不足が深刻化した。東京電力は、長期間の「計画停電」を実施し、家庭のオール電化は大量の電力不足につながることが明らかになった。

2011年12月、東京で開催された日本最大級のエコプロダクツ展では、節電商品が人気の的だった。私が最も興味をひかれたのは、パナソニックが省エネ理念を設計の隅々にまで生かした住宅―パナホームだ。パンフレットは私たちにこう呼びかけている。「私たちが家族と暮らす家庭は、毎日エネルギーを消費し、二酸化炭素を排出する場所でもあります。私たちはできるだけ電力の自給自足を試みると同時に省エネ製品を使用し、快適に暮らしながら省エネもできる、環境にやさしい家を創造するべきです」

パナソニックはエコプロダクツ展に一連の省エネ家電を出品している。

洗濯機は洗う衣類の量や汚れの度合、素材の違いに基づいて自動で洗濯方法を選択し、使用水量と電力を削減する。たとえば3キロの衣類を洗濯・乾燥する場合、普通の洗濯機にくらべて最大約10%も電力を節約できる。また、スピードも速くなり、9キロの衣類ならたった30分前後で仕上がるため、時間の節約になる。

 自己学習する冷蔵庫―この冷蔵庫は使用者が一日のどの時間帯に頻繁にドアを開け、毎回何秒くらい開けているかを記録し、三週間のデータに基づいて使用者の使用習慣を割り出し、自動的に庫内温度を調整する。頻繁に開ける時間帯は温度を低めにしてドアの開閉による庫内温度の上昇を防ぎ、使用者が眠っている夜間には、温度は高めに調節され、節電につながる。

 「ひと・ものセンサー」を搭載したエアコンは、人を見分けて送風し、大型家具を避けることもできる。冬場の暖房では自動的に足元に暖気を送り、夏の冷房では、上に向けて風を送るので、上から下への穏やかな冷気を感じることができる。

パナソニックはエコプロダクツ展にLED省エネ電球も出品している。たとえば、小型の6.4ワットLED電球の照明輝度は50ワットの白熱電球とほぼ同じで、一日5.5時間の使用で寿命は約20年、これまでの40倍だ。

 LED電球はすでに私たちの生活の中で広く使われているが、自己学習(訳注:エコナビ機能)する冷蔵庫・洗濯機・エアコンは、すでに商品化されて市場に出回っているものの、価格の高さから一般家庭にはまだ敬遠されているようだ。高価な省エネ家電は買えないが、省エネを心がける気持ちなら、誰でも持つことができる。生活のちょっとした場面で節電は可能だ。使っていない家電のコンセントを抜いたり、冷凍食品は冷蔵庫内で解凍したり……。このような、ちょっとした生活の知恵も、私たちが我が家を省エネ住宅に仕立てあげるために、大いに役に立つと思う。

文と写真:于瑾

翻訳:松江直子

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