2012/03/29 by Matsue

CODE四川大地震救援プロジェクト「光明村老年活動センター」が完成

2008年より継続してきたCODE海外災害救援市民センターの四川大地震救援活動のメインプロジェクトとして、昨年夏に北川県香泉郷光明村において「光明村老年活動センター」が完成しました。遅ればせながら、CODEのウェブサイトニュースより関連記事を転載します。

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2008年5月12日に発生した四川大地震では、死者6万9226人、行方不明者1万7923人という大惨事となった。発災3日後より四川省の被災地へと入り、支援活動を行ってきた。

これまでCODEは、北川県羌族自治県香泉郷光明村(人口約700人)を中心に、①ガレキの除去作業、②仮設住宅建設のサポート、③住宅再建のサポート(耐震住宅の勉強会、建築専門家の紹介、新住宅デザインの提供など)、③村祭りの共同開催、④日本の災害、復興の専門家の視察コーディネートなど活動を行ってきた。

2010年4月より開始したCODEのメインプロジェクトである「光明村老年活動センター」が2011年8月末に完成した。

木造瓦葺の家屋は、中庭で人々が集えるようにと中国伝統三合院(三方が家屋で中庭のあるコの字型)の様式を採用し、釘を使わない石場立て、木造軸組み構法で建築され、耐震性にも配慮されている。設計は、四川省では寺院建築で有名な四川省古建築設計研究院(都江堰市)にお願いした事もあって見事な匠の技が活かされた建築となった。

9月25日、光明村にて鍵の引き渡し式が行われた。中国側は、香泉郷人民政府副郷長、綿陽日報、北川テレビ局などの来賓にもご参加いただき、日本側もCODEの代表理事や最大ドナーでもあるコープこうべの方々、そして現地で共に汗をかいたボランティアの仲間にもご参加いただいた。光明村自慢の踊り、歌、演劇などの披露と日本側の歌、羌族様式のもてなしの杯、村民のお手製の料理など村民の熱烈歓迎ぶり、そして高齢者の方々や子ども達にも沢山集まっていただき盛況な集いとなった。

最後に村民から頂いた感謝の旗にはこう書かれている。
「一衣帯水:無私大愛情暖光明村民、心手相牽:日中友誼子孫世代伝承」

村民の中には「こんな立派な建物を建ててもらったのだからちゃんと使わないと!」、「ここはあなた達の戻ってくる家だから。」、「いずれこれを利用して光明村の発展を考えたい。」などの声が上がっている。

3年半を経た現在の被災地では、住宅再建によるローン返済の為に多くの人々は外地へと出稼ぎに出ている。村に残されるのは、主に高齢者、子ども達である。そんな状況で、この老年活動センターは、残された高齢者がお茶を飲んだり、麻雀をしたり、子ども達は本を読んだり、遊んだりする村民の集う場所を目的として建設された。また、また再び災害に襲われた際の避難拠点にもなり得るだろう。

今後、村民が主体的に考え、このセンターを管理、運営していく。高齢者、子ども達の集いの場としてだけでなく、光明村の発展の為の施設として、震災をきっかけにした日中の交流拠点としても活用されていく事を願う。

(吉椿雅道)

CODE海外災害援助市民センターウェブサイトより転載

http://shisensyo.seesaa.net/

 

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