2012/03/21 by Matsue

北京の24時間セルフ図書館

北京在住スタッフが街で変わったものを見つけて、写真を送ってくれました。

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日曜日の昼、家の近くの商店街の街角で、自動販売機みたいな24時間セルフ図書館が目に入りました。

機器の正面には雷鋒のイメージ写真と「雷鋒に学ぼう」というスローガンが大きく貼りだされています。この機械の中の本は全部雷鋒関連というわけではなく、正面のスペースを借りて、本を借りる人や通行人にPRしているようです。

“雷锋に学ぼう”運動とは、最近中国政府の宣伝機関が、中国全土の、特に小中学校の在校生たちに向けて呼びかけているキャンペーンです。“雷锋”とは、かつて1962年に殉職した人民解放軍の模範兵士で、無私の象徴として軍人の思想的モデルとされています。数十年前、毛沢東の指示のもとで、「雷鋒に学ぼう」という国民運動が行われ、私たち70年代生まれの世代まで続いていましたが、80年代後半から最近の呼びかけが出る前までは殆ど姿を消していました。今回また復活したのは、社会全体の道徳感が下落しつつある今の中国社会に対する、やむを得ない上から下への道徳改善策なのか、それともほかの目的と意味があるのか、ちょっと理解できないところもありますが。

写真と文:廖芳芳

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