2012/01/23 by Matsue

(株)ユーミーケア-社長室日野氏との交流記録

2011年9月9日、第2回LEAD & Beyond来日研修の一環として、私たちは神奈川県藤沢市の株式会社ユーミーケアを訪問し、社長室の日野さんからお話を伺った。
㈱ユーミーケアは2006年設立、ユーミーらいふグループの一員として、高齢者事業を専門に行っている。主な事業内容は、介護福祉施設の運営と管理、高齢者専用賃貸住宅の運営管理、ケア関連のコンサルティング、ウェブサイトの運営とメインテナンスである。
日野氏はまず日本の高齢化社会の状況について以下のように解説した。日本のシニアの平均年齢は男性79.29歳、女性86.05歳、健康寿命は男性76.53歳、女性80.80歳で、今後も高齢化が進む傾向にあり、近年は認知症も関心を集めている。この状況に対し、ユーミーケアでは、シニアのさまざまなニーズに基づいて介護型住宅や自立型住宅を建設した。現在、12の介護型住宅と13の自立型住宅を経営し、居住者は合計600人、それぞれの状況に応じ、細かく区分してサービスを提供している。

要支援・介護型住宅
入居時の自立度、介護の必要度に基づき、自立型住宅と介護型住宅のどちらに入居するかを決める。自立型住宅でも簡単な介護を受けられる。入居者の平均年齢は85歳で、男性は女性に比べて少ない。

自立型住宅
健康な高齢者のニーズに対し、ユーミーケアはアメリカのCCRC制度に学び、車で30分以内の10-15万人の地域に数箇所の自立型住宅を建設している。ニーズの違いに応じて住宅を分けており、一箇所には12-50人が暮らしている。小型住宅はコストがやや高いため、各住宅の中間の位置に医療センターなどの共同設備を設置して高齢者の健康管理にあたっている。高齢者の健康状態が悪化した場合、別の住宅に住み替えることで、サービスを集中し、情報を共有している。

ユーミーケアのあらゆる場所は、高齢者本位で設計されており、たとえば脳溢血や心筋梗塞などで突然倒れた場合の対応や終末期ケアなどは、事前に対策が講じられている。ユーミーケアは高齢者が家族や周囲に苦痛を強いることなく、かつ本人も苦しむことなく最後の時を全うまで幸せに暮らせるように仕組みを作っている。
ユーミーケアのミッションは、「美味しい食事、親切なスタッフ、便利な立地、楽しい仲間」である。

文責:季新
翻訳:松江直子

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