2011/07/29 by Matsue

「子供たちにおかずを」プロジェクト、募金額が36万元を超える

 崔永元氏のミニブログから始まった「子供たちにおかずを」プロジェクトが昨日(訳注:2011年5月17日)正式に北京で発足した。中華少年児童慈善救助基金会(以下、中華児慈会)を通し、すでに36万元を超える募金が寄せられており、これにより15万人以上の子供たちのおかずを増やし、栄養状態を改善することができる。今後、このプロジェクトにより、各地の貧しい子供たちの栄養が改善される見込みだ。

 この公益プロジェクトは中華児慈会、「私の長征」ボランティアチーム、Sohu公司が共同で立ち上げた。始まりは崔永元氏がミニブログに発信した以下の情報だ。

「数十粒の大豆と米を混ぜて、蒸篭で蒸したもの。これが一回の食事のすべて。広西壮族自治区都安県の貧しい山間部にある寄宿学校の子供たちは、このような“大豆ご飯”をもう9年も食べてきた。栄養不足のため、現地の13才の子供の身長は、10歳の都市部の子供の身長ほどしかない」ミニブログへのこの書き込みを、中央テレビのキャスターである崔永元氏が自分のブログで紹介し、「子供たちの給食におかずを増やしてやるために、何かいい方法はありませんか」と呼びかけた。

この書き込みは瞬く間に数千回も転送され、ミニブログを通じて集まったボランティアチーム「不詹郭」(訳注:buzhanguo,テフロン鍋と同音―発起人の詹さんと郭さんにちなんだ名称)は、翌日さっそく各地から都安県へ向かった。ボランティアたちはこの公益プロジェクトの企画案を提出し、48時間以内に中華児慈会と協定を結んで寄贈方式を発表した。

中華児慈会の進んだネット募金システムを利用したため、「子供たちにおかずを」プロジェクトは、正式発足前から26万元の募金を集め、すべての情報が、そのままリアルタイムにネット上に公示された。昨日のイベント会場でも、多くの人が300元、500元と浄財を差し出し、発起人の崔永元もボランティアに委託して1万元を寄付した。ある企業は一気に10万元もの募金をし、総額を36万元以上に押し上げた。中関村第四小学校の生徒は、貧しい山間部の子供たちのために千点以上の文房具や玩具、生活用品を寄付した。

一食2元という基準に従えば、80万元で都安県の数千名に上る貧しい子供たちが「大豆ご飯」に別れを告げることができる、と中華児慈会の理事長・魏久明氏は語った。同会は、このプロジェクトからいかなる管理費の控除も行わず、より多くの資金を子供に使う予定とのこと。また、市民は同会のネットワークシステムを通じて、随時オンラインで募金・資金の使途・援助をうけた生徒の情報など一連の内容について調べることができる。

活動ボランティアによれば、中央テレビのキャスター・張越氏が、都安県政府は税制出動をして貧しい子供の昼食問題を解決したと紹介した。彼女によれば、現地行政がこのプロジェクトを引き継ぎで都安県の子供に「おかずを足した」のち、このプロジェクトに集まった資金は、別の地域の貧しい子供のおかずを足すことに使われることになる。

文:童曙泉 (北京日報)

中国発展簡報より翻訳して転載

http://www.chinadevelopmentbrief.org.cn/newsview.php?id=3508

翻訳:松江直子

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