2011/01/14 by Matsue

「手がたり」創始者・田辺大氏が上海を再訪

2010年11月25-26日、盲聾者の就労促進をミッションとしたオフィスマッサージ事業「手がたり」の創始者であり、GLIネットワーカーでもある田辺大氏が2年ぶりに上海を再訪した。(第1回の訪中報告はこちら) 今回もGLIのコーディネートで、上海市ソーシャル・イノベーション・パーク、愛之家、新単位及びShokay などの団体を訪問し、上海の公益事業の最新事情を見聞した。また、今回は明治学院大学ボランティアセンター長で、著名な本―「現場発 CSR優良企業への挑戦」の著者・原田勝広氏も同行した。

11月25日午前、一行は麗園路にあるソーシャル・イノベーション・パークに向かった。ここには、「鳳凰の巣」という特別なニックネームがある。責任者の丁立女史が歓迎してくださった。

(小龍包の責任者である肖亮氏とともに)

(レインボーブリッジ公益社のロゴの前にて)

ソーシャル・イノベーションの促進や新しい公益の理念を実践する場所として、「鳳凰の巣」には、多くの障がい者支援分野に功績のある社会的企業が入居している。たとえば、聴覚障がい者をトレーニングしてデザイン分野での就職を支援する小龍包協力事務所、知的障がい者による芸術作品を販売する無障碍芸途芸林優愛盲人マッサージ実習訓練基地、低所得家庭などの弱者の就職支援を行うレインボーブリッジ公益社などだ。田辺・原田両氏は「鳳凰の巣の明るくて軽快な雰囲気は、日本の伝統的な福祉企業の暗くて悲壮で沈鬱なイメージと全く違う。特にデザインを公益の理念に融合させている点に創意がある」と評価した。田辺氏は2年前に優愛の創始者と交流したが、「上海スピード」で社会的企業が発展していることに感嘆したと語った。午後、一行は2年前にも訪れた愛之家を再訪した。

26日午前、一行は永嘉路50号にある新単位を訪れた。かつてのフランス租界の中心部に建つ1930年代の美しい建物だ。レトロでおしゃれな内装と階ごとに違うオフィス環境は開放的で気持ち良く、会議室や屋上ガーデンも利用できる。新単位は、職場の効率性・機能性、ネットワークの場の大きさ、同時性とイノベーション空間の社会性・活力・創造力・趣味を組み合わせることで、コミュニティのメンバーが高い家賃を払うことなく、リアルな連合オフィスという環境の中で仕事ができるようにし、人と人が顔を合わせて分かち合い、協力する機会を与えようとしている。 新単位のCEO劉妍は一行を案内し、彼らの運営理念・主力商品(新しい作業スペース・都市農園・ロボットワークショップ)及び彼女の創業の歴史を紹介した。一行は、新単位が放つ革新的な息吹に深く心を打たれた。午後、一行は近くの田子坊にあるShokayの旗艦店を見学した。

文責:丁一帆

GLIサイトより翻訳して転載

http://www.globallinksinitiative.com/news/?p=1865

翻訳:松江直子

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