2010/08/28 by Matsue

緑色珠江(新名称:深セン市大自然環保発展センター) 王華礼

私がまだいたずら好きな子供だった頃、大人達は故郷が失ったものについて何度も話してくれた。昔は川がどんなに美しく、魚やエビがたくさんいたか。私達を魅了させたこれらは、生態系が破壊された今、もはや存在しない。私はこのことが残念でならない。

その後、緑色和平による環境保護についての報道を見た私は、環境ボランティアになることを決心した。2001年から2005年まで、私はチベット カモシカの保護活動に携わった。2003年5月、私は、志を同じくする3人と一緒に、広東省東莞市にて緑色珠江を設立した。このことにより、フルタイムの ボランティアだった私は、環境保護のプロとなったのだ。

東莞は、環境汚染が深刻な地域である。東莞は、数千万人の出稼ぎ労働者を有し、ほとんどの人は、直径5キロメートルの範囲内で生活している。緑色 珠江の最初の目標は、企業が環境保護活動に取り組む手助けをすると同時に、出稼ぎ労働者に学習と成長の機会を与えることだった。

環境保護とは、一種の健康的な生活様式だ。一つの良好な習慣は、長い時間をかけて養わなければならないが、逆にその習慣を破壊することは簡単だ。 緑色珠江は、 企業の従業員が健康的な生活習慣を養う手助けをするため、社内に環境ボランティア・チームを作成し、メンバーが一緒に学び成長し、互いに励まし合うこと で、環境保護の文化を少しずつ形成していった。多国籍企業にて8つの環境保護チームの設立を手助けした後、企業外で環境保護活動を行う必要性を切に感じ、 コミュニティーでの環境保護活動を展開するようになった。

2006年、私達は、企業の環境保護ボランティア・チームがリードするコミュニティー公益活動を初めて試みた。活動は、誰でも参加できるゴミ削減 キャンペーンで、展示した内容はゴミの分類、電子ゴミによる危害、森林保護、気候変動や、どのように行動を開始するか等だった。私達は、環境に優しい鉛筆 やノートを購入し、Tシャツや布バッグをつくり、「コミュニティーの廃品を布バッグと交換しよう」という名称のキャンペーンを行って、住民の参加を促し た。この1年間、私達は企業のボランティアらと10を超えるコミュニティーで活動を展開し、コミュニティーの住民も我々の活動を理解してくれるようになっ た。

2007年、私達は布バッグの活動を継続した。調査研究の結果、スーパーでの買い物客1人1回当たり約5枚のプラスッチックのレジ袋を節約するこ とができることがわかった。その後、大勢のボランティアがスーパーでレジ係が袋詰めをするのを手伝い、エコバッグの購入を奨励し、レジ袋の削減を推進する 活動を行ったが、このときのスーパーの協力的な態度と情熱は、私達の想像を超えるものだった。最終的な統計によれば、1日の活動で節約できるレジ袋のコス トは、従業員1名の月収に相当するレベルだった。環境保護は企業にとっても利益増加につながることなのだ。

中国におけるプラスチック・レジ袋禁止令の施行に伴い、2008年の私達の活動も引き続きエコバッグに重点をおいた。緑色珠江は、メディア、政府 と1,500のコミュニティーのコンビニと手を組み、エコバッグ貸し出し活動を展開した。お客さんがエコバッグを10回使用したら、そのバッグをプレゼン トするというものだ。今回の活動は大規模なもので、10数万の不織布バッグを投入した。

私達は、2008年には四川省のウェン川震災地区でも2ヶ月間ボランティアを行い、聖火リレー選手として北京オリンピックに参加した。都市での生 活に戻った後、私はどうしたら自然災害緊急対応のボランティアのためのプラットホームができるかを考え始めた。多くのNPOが、ボランティアの管理、学 習、成長、交流とインターアクションのニーズを持っており、全国のボランティアがネットワークできる場(zhiyuanzhe.com)を構築する必要がある。緑色珠江は、2008年の後半から「大愛ボランティア・ネット」の立ち上げ準備を開始し、この分野で自らの力を貢献することを願っている。

2010年、私達は過去3年のエコバッグ活動を継続し、澱粉でつくられた生物分解可能な袋の使用を推進し、石油に依存しない未来をつくるために努力していく。

筆者:王華礼(緑色珠江 創始者)
原文:《社会企業家雑誌》2010年3月版54〜55ページより翻訳して転載
http://www.npi.org.cn/uploads/magazines/npo/2_1474_165059.pdf

翻訳: A.K

GLIサイトより転載:http://www.glijapan.eu/inspire/?p=470

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