2015/05/26 by Tanada

CSnet Mail Magazine No.49

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日中市民社会ネットワーク(CSネット)メールマガジン 日本語版

20155月号(第49号)

http://csnet.asia

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【目次】

はじめに:「自由への入門

★2015年度会員 募集中です!

CSネット活動報告&活動予告

★マンスリー・ダイジェスト

連載 日中間の不理解に挑む:「遠足会」

今月のありがとう!

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■バックナンバーは、こちらから → http://csnet.asia/archives/category/mailmagazine

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【はじめに】 「自由への入門

『自由への入門』という本に収録された姜尚中氏の文章の一節です。
「自由というのは、移動の中に現れるのではないかと思うのです。・・・人は移動することを通じて、いろいろな悲劇があり、また同時に悩みがあり、そして発見がある。たぶんそういうことを考える時に、国とか民族とかいうものが自分の身体から少しずつ消えてなくなっていく。」
姜さんがいう「移動する人」とは、在日二世三世のような、どっちの共同体にも完全には所属しない人。「自分はどこにいても落ち着けないし、またどこにいても落ち着ける」存在。どっちにも完全に属することがないからこそ、国家や民族の枠を越えたところで自分自身のアイデンティティを構築していくことができる。そこに「自由」があるという。
よく分かる。私ももはや単純に「中国人」として自分自身を定義づけはできない。それは日中間での移動によってもたらされた私の「自由」の現れなのかもしれません。
短期の旅行だけでも、擬似的にこのような意味における「移動」が経験できる。日本から中国へ旅行する人がこのゴールデンウェークに回復傾向にあるという。「自由」に近づく人が、ますます増えるように。(やんやん)

 

2015年度会員 募集中です!

★昨年4月より会員募集とご寄付の受付を始めました。今年度も、新規会員を募集します。

CSネットの活動を広く長くご支援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

●会員募集&ご寄付のお願い

http://csnet.asia/action/donation

 

CSネット活動報告】

★4月25日から28日まで、事務局長の朱が森環境教育研究所の森所長に同行し、北京で自然体験活動指導者の研修セミナーを実施しました。

★2年近く編集、執筆、翻訳、草稿の公表と意見の募集、さらなる修正と編集を経て、4月27日に、中国で自然学校の主宰者を継続的に育成するための教材『私たちの自然学校をつくろう』(250ページ)がようやく完成しました。中国環境出版社に入稿し、8月末に出版される予定です。

★中国の環境教育従事者育成の一環として、また中国の子供たちに直接日本の体験型教育を経験させるために、CSネットでは今年度から中国の環境教育スタッフと親子を同時に日本の自然学校に招くプロジェクトを開始しました。今年2月にくりこま高原自然学校にて実験的に実施した雪のキャンプに続き、6月末から7月上旬にかけて北海道で第2弾を実施する予定です。4月末からパートナーである複数の中国の自然学校で参加者募集をはじめました。

★CSネットの賛助会員の皆さんに、2014年度活動報告書を発送しました。是非会員になって私たちの活動を支えてください。

 

CSネット活動予告】

★5月18日、代表の李がJICA東京に赴き、3年目に入った自然学校プロジェクトについて報告し、意見交換を行う予定です。

★5月26日~31日に実施予定の、JICAプロジェクト自然学校来日視察の準備作業に入りました。今回の視察でも、それぞれ特色の異なる複数の自然学校を訪問し、日本の自然学校の理念、歴史、取り組みの特徴などについて学びます。

 

【マンスリー・ダイジェスト】

4月は、新たに4本の記事をサイトへ掲載しました。

★主要プロジェクト

<中国に自然学校を>

「樹海の洞窟探検」から自然体験活動を語る

http://csnet.asia/archives/17156

 

★環境・災害支援・高齢化問題

2014年 中国環境10大事件

http://csnet.asia/archives/17175

【RQ文章】決断、実行、結果の早さが気持ちいい

http://csnet.asia/archives/17135

 

★草の根活動、公益活動

≪ソーシャル・イノベーションの星≫ 海文頴

http://csnet.asia/archives/17167

 

皆様、どうぞhttp://csnet.asia をよろしくお願いします。

 

【連載:日中間の不理解に挑む】

今月は、メールマガジン『オルタ』様より転載許可をいただきました、佐藤美和子様のエッセイ『遠足会』をお届けします。

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もう10年も前のことで恐縮なのですが、最近ふと思い出した昔の思い出話をば。

 広東省東莞市のとある日系企業に勤めていた頃、社内現地従業員向けレクリエーションの遠足会に参加させて貰ったことがありました。朝、観光バスに乗って出発し、夕方には会社に戻らねばならないため、そんなに遠くへは行けません。その年は近郊の山が目的地で、ちょっとしたハイキングのようなものでした。

 私たち日本人は、誰もが小学校時代に遠足や修学旅行を経験していますよね。学校によっては、みんなで山登りをする健脚会や海での遠泳に社会科見学といった様々な行事もあり、集団活動としての遠出には子供の頃から慣れています。ところが中国でこの社内レクリエーションに参加してみて、中国の現地従業員にはそういった経験のない人が多いことを初めて知ったのでした。

 まず朝の集合場所で、その日一度目のびっくり光景が目に飛び込んできました。一般的に、工場で就労している現地作業員は、8〜9割が二十歳前後の若い女の子で構成されています。集合場所に集まっていたその大勢の女の子たち、思わず二度見してしまうような、ずいぶん突飛ないでたちをした人だらけだったのです。………

→→→ 続きは、サイトでご覧ください!→→→ http://csnet.asia/archives/17183

 

【今月の“ありがとう!”】

 今月もサイトの更新は翻訳ボランティアを始めとする皆様のご協力によって無事進められました。日頃の感謝をいっぱい、いっぱい込めて、ここで「ありがとう!」をお伝えしたいと思います。(順不同)

 

翻訳: 王麗様、川口晶子様、萩原千瑛様、ヒョウウン様、松元晴菜様、三浦祐介様

記事選定: 趙秀梅様

 

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