2015/03/26 by Tanada

CSnet Mail Magazine No.47

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日中市民社会ネットワーク(CSネット)メールマガジン 日本語版

20153月号(第47号)

http://csnet.asia

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【目次】

はじめに:「「爆買い」してもらうより大切なこと」

CSネットニュース:東アジア地球市民村2014 in 上海のビデオを公開

CSネット活動報告&活動予告

★マンスリー・ダイジェスト

連載 日中間の不理解に挑む:「ちょっと感心

今月のありがとう!

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■バックナンバーは、こちらから → http://csnet.asia/archives/category/mailmagazine

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【はじめに】

「爆買い」してもらうより大切なこと

 この春節休みの期間中、中国人買い物客による「爆買い」が日本中を驚かせた。およそ50万人ほどの中国人が来日し、買い物に使った金額は少なくとも1200億と言われている。当初皮肉っぽく報道し、小馬鹿にする態度を見せるメディアも、後半はかなりトーンが変わってきて、「韓国での中国人観光客の消費額は年間2兆円、日本では年間5800億円程度なので、もっと頑張って来てもらわなきゃ」と意気込む。
しかし、「爆買い」にみんな気を取られすぎてはいませんか?「買い物」だけでは、人々の関心と目線をつなぎ止めることはできない。旺盛な消費欲は高度経済成長期が過ぎればいずれ落ち着く。日本は経験済みなのでよく分かっているはず。大事なのは、この機会に「物」以外の日本の魅力を如何に見せるか、ではないでしょうか。
私も、もっとたくさんの中国人に日本に来てほしいと思う。百聞は一見にしかずなので、是非実際に来て、自分の目で見て、体で感じてほしいと思う。日本に来ているのはいわゆる「富裕層」にとどまらない。ビザ条件の緩和により、実際いま来ている大多数は、中国の「中間層」。中間層の意識が変われば、中国全体の日本への見方も変わっていく。富裕層よりも中間層を丁寧にもてなしたほうが良い。

 信頼と秩序、礼儀と親切、細部に至る思いやり、丁寧な仕事ぶり、細い路地と高層ビルの調和、都会よりも豊かな田舎、控えめでありながら伝統と力量を感じさせてくれる技や達人たち、奇想天外なファンタジーから身近な友人関係まで幅広いテーマで、いつも心にしみる物語を見せてくれる上質な二次元作品の世界・・・。買い物して帰ってもらうのはもったいない。そういう半端なく面白くてかっこいい日本を、是非見せようよ。(やんやん)

【CSネットニュース】

★東アジア地球市民村2014 in 上海のビデオをYoutube で公開しました!

昨年の2014年春に、準備ゼロ回として開催した『東アジア地球市民村』の映像が、ついに出来上がりました!

Youtube でご覧いただけます。それぞれの映像のリンク先は、以下の通りです。

※キーワード「東アジア地球市民村」で検索していただいても、ご覧になれます。

ぜひ、周りの方々にもお知らせしてください!

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14分ショートバージョン https://www.youtube.com/watch?v=ittk3W5tmVI

フルバージョン:

本会議 ① https://www.youtube.com/watch?v=HvLoCOJIz-A

本会議 ② https://www.youtube.com/watch?v=7HWufZvXvQg

本会議 ③ https://www.youtube.com/watch?v=OElx4CS4JyQ

スタディツアー① https://www.youtube.com/watch?v=Koej43-Ew9s

スタディツアー② https://www.youtube.com/watch?v=FMfinzuRvpc

今年の東アジア地球市民村は、3月14日から16日の日程で、上海で開催されます。詳細は、以下のサイトをご覧ください。

→→→ http://csnet.asia/archives/16959

CSネット活動報告】

★2月1日から11日まで「自然之友・雪山キャンプ」を実施しました。今回は、中国の子ども達を受け入れての、日本の自然学校体験でした。雪山キャンプという名にふさわしく、かまくらを作ったり雪遊びをしたり、雪と自然を存分に味わえたツアーとなり、参加者もスタッフも大いに楽しみました。

★2月14日~15日に、龍谷大学にて開催された「中国の環境ガバナンスに関する国際ワークショップ」で、代表の李が発表しました。

CSネット活動予告】

★3月12日~13日に、国際交流基金民間教育者来日ツアーに代表の李が参加します。長野県にあるグリーンウッド自然体験教育センターへご案内します。

★3月14日から16日まで、第1回東アジア地球市民村が上海にて開催されます。昨年の準備プレ回の経験を生かし、今年は更に内容も深く盛りだくさんな市民村を目指して、鋭意準備中です。

<参加申し込み受付> →→→ http://csnet.asia/archives/16959

※「申込書」フォーマット部分をワードへコピーし、必要事項を明記の上、info@csnet.asia までご送付ください。

★3月19日から22日に開催される「海南琼中自然教育フォーラム&ワークショップ」に、代表の李が参加します。日本の自然学校運動の経験を地元の方々に紹介し、現地の自然教育事業の進め方について意見を交わす予定です。

【マンスリー・ダイジェスト】

2月は、新たに4本の和訳記事をサイトへ掲載しました。

★主要プロジェクト

<中国に自然学校を>

【完全版】中国自然学校ネットワーク電子ニュースレター 第3号 2014年06月

http://csnet.asia/archives/16797

★環境・災害支援・高齢化問題

汶川地震 ~5年後の今~(最終回)綿竹【後編】

http://csnet.asia/archives/16963

汶川地震 ~5年後の今~(最終回)綿竹【エピローグ】

http://csnet.asia/archives/16968

『老小孩』 ~ 高齢者のための娯楽ツールを【前編】

http://csnet.asia/archives/16972

皆様、どうぞhttp://csnet.asia をよろしくお願いします。

【連載:日中間の不理解に挑む】

今月も先月につづき、宮崎いずみさんのエッセイをお届けします。

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「ちょっと感心」

物価の上昇激しく、大気汚染も激化する北京。こんな中での娘の学校への送り迎えは、実はなかなかのストレスの種。下校を待っている間は、たばこの煙を避け、人が吐く痰に気をつけ、校門前で人に押され、帰りは渋滞に巻き込まれ…。お迎えは自転車で行くことが多いのですが、その途中、大きな車道を横切らなくてはなりません。信号のついた横断歩道がありますが、渋滞になると、車は容赦なく横断歩道の上に停車。自転車の後ろに子どもを乗せて、車と車の隙間を抜けていくのはなかなか容易ではありません。

 ある日も同じように横断歩道を占拠するミニバンのせいで道が渡れず、ちょっとムカついた私は思わず「もうこの車のせいで…」とミニバンを恨んでいました。すると、それに気がついた歩行者の年配の男性が、ミニバンの運転手に歩み寄り、「きみがこんなところに停めるから、横断歩道が渡れないじゃないか」と言ってくれたのです。(心の中で拍手!)

 また、最近私の近所では路上駐車がひどく、一車線分しかスペースが残っていない道が多く、そこに両側からつっこんで、どちら側も動けなくなるということがよくあるのですが、このときも、自然と誰かが交通整理に入る…。

下校時刻の校門前の渋滞時、当然自転車・歩行者との接触がけっこうあります。それによるけんかもしょっちゅう。そんなときも、まわりから誰か出てきて、仲裁に入ります。

北京は本当に人が多くて、トラブルによく出くわします。正直、人間関係から逃げたくなるのですが、こんなふうに積極的に解決する人の姿をみると、正直感心します。同時に、日頃まわりの中国の人々の行動に流されそうになる中で、「自分をしっかりもたなきゃ」と心が引き締まる思いにもなります。他国のこととなると、ついつい「○○人は…」などと口走りそうになりますが、どこの国にもいわゆる「いい人」と「よくない人」がいる。責めたり恨んだりしたくなることもあるけれど、なによりも「自分」を持ち続けることが大切なのだと感じています。

【今月の“ありがとう!”】

 今月もサイトの更新は翻訳ボランティアを始めとする皆様のご協力によって無事進められました。日頃の感謝をいっぱい、いっぱい込めて、ここで「ありがとう!」をお伝えしたいと思います。(順不同)

翻訳: 川口晶子様、白石美津子様、萩原千瑛様、ヒョウウン様

記事選定:趙秀梅様

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