2015/03/26 by Tanada

CSnet Mail Magazine No.46

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日中市民社会ネットワーク(CSネット)メールマガジン 日本語版

20152月号(第46号)

http://csnet.asia

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【目次】

はじめに:「節目を迎える」

CSネットニュース

CSネット活動報告&活動予告

★マンスリー・ダイジェスト

連載 日中間の不理解に挑む:「しっかりと自分を持つ、ということ

今月のありがとう!

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■バックナンバーは、こちらから → http://csnet.asia/archives/category/mailmagazine

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【はじめに】 「節目を迎える」

今年の節分は3日。柊に焼き鰯、恵方巻きにかぶりついた人もいるだろう。豆撒きの鬼の役をやらされて、痛い目に遭った人もいるかもしれない。豆を撒いて邪気を払い、新しい気持ちで新しい季節を迎えるという風習は、時代が進んでも大切にしていきたいと思う。

節分は二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す雑節だから、本来なら全部で4回節分があるのだが、立春の前の節分以外は全くクローズアップされない。もちろん、豆も撒かないし、巻き寿司も食べない。春を待ちわびる人々の気持ちが立春を特に大切に扱い、その前日を重んじるようになったのか。確かに、生命の息吹を感じる春は心浮き立つ季節であり、新しい何かが始まる予感もするものだ。

中国での大きな節目といえば、旧暦の年越しに当たる除夕と春節。今年は18日が除夕、19日が春節に当たる。毎年この時期になると、帰省でごった返す駅などがニュースで取り上げられるので、あぁ今年も春節がやってきたなぁと実感する。新しい年、新しい春を特別な気持ちで迎えたいという思いは、農業を産業の基盤として発展してきた東アジア地域に共通した感情ではなかろうか。季節や天候に左右される農業は、常に自然と一体になって営まれてきた。季節の変わり目を迎え、今一度、自然と人間生活との関係を見直すのもいいかもしれない。

CSネットは1月に事務所を新設し、新たな節目を迎えた。新しい事務所で立春を迎え、春節を迎える。新しい春に向けて、更なる一歩を踏み出そう。(Y.T)

CSネットニュース

★事務局長の朱が、「2014年度 有機会 優秀青年トップ10」に選ばれました!

http://www.yogeev.com/article/55276.html

記事は、他の受賞者の紹介文も合わせて、2月に日本語に翻訳し、順次サイトへ掲載していく予定です。

★3月14日~16日に、上海にて「2015東 アジア地球市民村」を開催します。昨年のプレ市民村を経て、今年は第1回の地球市民村です。テーマは「スローライフ」「食育」「エコ農業」「社会的企業」 「自然学校」などで、各種講演やワークショップ、体験学習、映画や音楽などのパフォーマンス、交流会、その他とても充実したプログラムを用意しています。

参加申し込み等、詳細につきましては、後日サイトにてお知らせします。

●昨年の市民村の様子 →→→ http://csnet.asia/archives/15748

CSネット活動報告】

★1月7日から13日にかけて、事務局長の朱が上海にて地球市民村の準備をしてきました。次回の地球市民村は、3月13日~22日に実施する予定です。詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

★CSネットがコーディネートする中国での初のCONE研修をアモイと成都で行いました。日程は1月14~16日アモイ、1月18~20日成都で、講師は森美文さんでした。中国でも、自然体験活動における専門性の確立や安全管理には関心が高く、キャンセル待ちが出る程の盛況ぶりでした。

CONE(NPO法人自然体験活動推進協議会)につきましては、こちらのサイトをご覧下さい →→→ http://cone.jp/

★1月22日~25日まで、JICA北京の主催による「日中NGO交流シンポジウム」が開催されました。今年のテーマは「災害救援分野におけるNGOの国際化」。120名以上の参加があり、盛況のうち無事終了しましたが、日本側の参加者が少なく、今後災害救援分野で日中間の交流を進めていくには、日本の関連団体の協力をいかに得るかが課題となりそうです。

http://japanese.cri.cn/881/2015/01/27/142s231931.htm

CSネット活動予告】

★2月1日から11日まで、中国の子ども達が日本の自然学校の各種プログラムを体験するために来日します。十数名の子どもを伴ってのツアーは初めての試みですので、スタッフ一同緊張と期待に胸を膨らませています!

★2月14~15日に、龍谷大学にて開催される中国の環境ガバナンスに関する国際ワークショップで、代表の李が発表します。

【マンスリー・ダイジェスト】

1月にサイトへ掲載した記事は、諸般の事情により、1本です。

更新が少なく、申し訳ありません!

★リアルチャイナ

北から南から~中国深セン~『中国の郵便局』

http://csnet.asia/archives/16893

皆様、どうぞhttp://csnet.asia をよろしくお願いします。

【連載:日中間の不理解に挑む】 

今月は、情報ボランティアの宮崎いずみさんご寄稿のエッセイをお届けします。

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「しっかりと自分を持つ、ということ」

物価の上昇激しく、空気の悪化も激しいこの北京。ストレスフルな環境で、「幸福感」が少ない日々を送っているのですが、そんな中でも、「こんな人もいるのね」ということがありましたので、ご紹介したいと思います。

夏の間、娘(7歳)と私は近くのあるプールに通っていました。その日は娘がロッカーの鍵を自分の手首にゴムを通して持っていました。プールでは水泳教室も開かれていて、若い女性コーチに女の子が二人水泳を習っていたのですが、娘と一緒にプールの底に潜ってなにやらしています。

 なんでも、この二人が水泳を習っているところに娘が寄っていったところ、コーチの先生が娘の腕に通してある鍵をプールの底に落とし、それを潜って取りにいくよう、子どもたちに指示していたようなのです。ところが、その場所にはちょうど排水口があり、その鍵が排水口に落ちて、取れなくなってしまったとのこと。長い棒などで取る努力はしたけれど、どこにあるのかもわからない。受付に合鍵もない。残された方法は一つ、ロッカーをこじ開ける。しかし、それには費用として200元を出すようにと。でも、ちょっと待って。娘曰く、鍵を落とすように言ったのはそのコーチだと。娘が自分からやったことなら、もちろん費用は払いますが、コーチに言われてやったのなら、そのコーチの責任では?私がそのコーチを問いただすと、「子供たちが遊んでて…」と口を濁すのです。

困っていると、もう一人の女性コーチが助け舟を出してくれました。このコーチは日本語が話せ(北海道大学に留学経験があるそう)、以前から顔見知りだったのですが、その当事者のコーチと話をしてくれ、費用はコーチ側で対処するということで落ち着きました。

自分がこの日本語の話せるコーチの立場だったら、同じように自分が正しいと思うことを同僚に主張できるだろうか?私は思わず自問してしまいました。私は自分では違うと思っていても、まわりに流されがちなところがあるのですが、中国での生活で、ときどきこんなふうにしっかりと自分をもった人に出会うことがあり、その点には私も見習わなくてはと思います。

【今月の“ありがとう!”】

 今月もサイトの更新は翻訳ボランティアを始めとする皆様のご協力によって無事進められました。日頃の感謝をいっぱい、いっぱい込めて、ここで「ありがとう!」をお伝えしたいと思います。(順不同)

翻訳: 三津間由佳様、市橋美穂様、佐藤祐子様

記事選定:趙秀梅様

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