2014/05/23 by Tanada

中国公益組織の女性リーダーたち

中国公益組織の女性リーダーたち

今年もまた“三八”国際婦人デーが来たが、今年45歳の張涛について言うと、この日もいつもと別に変らず、彼女の頭の中は、可愛い自閉症の子供たちの事でいっぱいだ。

12年前は、張は一人の哀れな母親で、一日中家で涙を流しながら自分の自閉症の子供の世話をし、未来の生活を考えては途方に暮れていた。現在、張は西安市の拉拉手(訳注:手を繋ぐの意)特殊教育センター理事長となり、中国の著名な自閉症児童教育の専門家である。一つの民間の公益組織として、“拉拉手”は毎年60人の自閉症児に教育を行っている。

前世期末から急速に発展している中国の公益組織は、20余年の短期間に張のような女性リーダーを育ててきた。中国の改革開放以来の初の公益組織女性リーダーとして、彼女たちは愛の心に満ち、学習にたけ、能力に富み、創業を通じて公益組織を発展させ、非常に多くの人の信任と尊敬を得てきた。

中国社会福利基金会副理事長兼秘書長の繆力は、還暦をとっくに過ぎた老婦人だが、近年来、彼女は全ての心血を公益活動に注いでいる。

繆は記者に、近年来、彼女と公益の仲間たちは多くの高齢者支援の公益プロジェクトを企画運営し、コミュニティの在宅養老のお年寄りのために給食、訪問家事、リハビリ看護など、しっかりとしたサービスを提供していると話した。

欧米の公益組織の女性リーダーと異なり、中国の女性リーダーは特別な共通性を持っている。それは、公益活動に従事する前は一般的に専門的な系統の知識を学んでおらず、また、エイズの予防治療のように、非常に多くの公益分野では国内に参考に出来る既存の経験もなかったので、彼女たちは皆、活動しながら学んだ点だ。

深圳市自閉症研究会の創設者、理事長の廖艶暉は、記者に対して「前世紀末、国内公益組織の発展は確かに非常に遅れており、自閉症の子供に学校を捜すために、私は迫られて一つの公益組織を創設した」と語った。

1997年に子供の葉凱文が自閉症を患っているのを知り、廖は子どものために自閉症リハビリ教育機構を捜した。しかし、当時は広東にはこのような機構はなく、また彼女の子供を受け入れたいという学校もなかった。2001年になって、廖は香港で、どのように自閉症患者を助けるべきかを知った。深圳に帰り、廖は12人の自閉症児童の保護者と深圳自閉症保護者資源センターを創設した。

この公益組織のリーダーは、みんな困難に満ちた創業をへて苦労して成長してきた。彼女たちの絶対多数が皆、能力に富み、そのうちの幾人かは大変に歓迎を受けた公益組織を創設したばかりでなく、所在地の公益リーダーになった。

陝西省婦女研究会会長の高小賢は、1990年代から公益の世界に入り、中国で最も早く公益組織に従事した女性の一人だ。彼女が陝西の農村女性の就業、家庭生活に対して提供した公益援助は、非常に多くの農村女性の運命を変えた。彼女は自分の公益理念と活動の展開の経験を多くの公益の人たちに伝授し、陝西省公認の公益リーダーとなった。

彼女が支持する陝西婦源匯性別発展訓練センターから、2013年に中央財政資金に申請し、得たお金は陝西省公益組織の人材訓練に用いた。この訓練センターはまた公益サロンを通じて、中国各地の著名な公益人士を招いて活動の展開の経験を伝授し、大勢の陝西公益人にとって、心の中の最も重要な”公益学校”となった。

中国の公益分野で、女性のリーダーたちの影響力は大きくなり続けている。彼女たちはその特有の魅力で公益分野の各部門で活躍し、全中国の公益界の発展に影響を及ぼしている。

執筆者
執筆者所属 出典元:新華網 http://news.xinhuanet.com/politics/2014-03/08/c_119672250.htm
翻訳と校正 翻訳:岡田由一 校正:棚田由紀子
メディア 公益慈善周刊 2014年第08期 南都公益基金回資助より

 

This post is also available in: 簡体中国語

Facebook Twitter 微博

CATEGOLY