2014/04/04 by Tanada

CSnet Mail Magazine No.36

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日中市民社会ネットワーク(CSネット)メールマガジン 日本語版

20144月号(第36号)

http://csnet.asia

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【目次】

はじめに:「2013年度を振り返って」

会員募集&ご寄付のお願い』を始めました!

CSネット活動報告

★マンスリー・ダイジェスト

連載 日中間の不理解に挑む:「店員さんのいない東芝」

今月のありがとう!

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【はじめに】 2013年度を振り返って

新年度を晴れやかな気分で迎えられて本当に嬉しく思います!この一年間、私たちを支えてくださった方々、そしてすべての出来事に感謝しています。

正直なところ、2013年度はCSネットにとって、底力を問われる大変重要な一年でした。自然学校交流プロジェクトがいよいよ本格的に稼働し、研修や教材づくり、そしてネットワーク形成にたくさんの時間とエネルギーを投入しました。

日中政府間関係の回復はまったく見込みがない中、日中交流を何とか維持していくのではなく、今だからこそ市民が力をあわせて、希望がある方向へ向かって動き出す時だと思います。その信念を形にすべく、2013年度は、震災や日中関係の悪化によって成長が遅れた交流事業を再び軌道に乗せるために、いろんな交流事業を試行錯誤でやってきました。

その中でも、私たちにとって、背伸びしないととても挑めない大きなミッションがありました。それは、東アジア地域で自然共生型社会づくりに取り組むさまざまな人や組織が経験とノウハウを共有し、交流と協働を促進する場として「東アジア地球市民村2014」を初春の上海で開催することでした。・・・…

→→ 続きは、こちらから →→ http://csnet.asia/archives/16249

【会員募集&ご寄付のお願い』を始めました!】

 

★4月より、新たに会員募集とご寄付の受付を始めました。

CSネットの活動を広く長くご支援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

●会員募集&ご寄付のお願い

http://csnet.asia/action/donation

 

CSネット活動報告】

★3月号のメルマガでもお伝えしましたように、3月8日から10日まで上海にて「東アジア地球市民村2014」を開催、大盛況のうちに無事終えることができました。熱心な参加者の皆さん、力を尽くしてくださったボランティアの方々、全員の力が集まった結果、とても実りの多いイベントとなりました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

また、アクト・ビヨンド・トラストの星川理事長の開会の挨拶や、参加者の高木晴光さん寄稿の文章もサイトでご紹介しています。【マンスリー・ダイジェスト】に記事のURLを掲載していますので、ぜひご覧ください!

<活動予告>

★4月14日から19日にかけて、春の自然学校視察ツアーを行います。昨年末にも実施しましたが、中国より視察メンバーが訪日し、日本で行われている自然教育や環境教育について学ぶことになっており、現在、その準備作業中です。後日、サイトや5月号のメルマガにて活動内容をご報告する予定です。

 

【マンスリー・ダイジェスト】

3月は、新たに14本の記事をサイトへ掲載しました。

★東アジア地球市民村2014

「東アジア地球市民村 2014」上海にて開催

http://csnet.asia/archives/15748

東アジア地球市民村2014 in上海 開会挨拶by星川淳

http://csnet.asia/archives/15785

キラキラした目を持つ青年たち:「東アジア地球市民村」参加者感想by高木晴光

http://csnet.asia/archives/15873

永遠のガキ大将 ――林耀国(地球市民村2014に関連して)

http://csnet.asia/archives/15688

★主要プロジェクト

日本の自然学校 研修日記(1)

http://csnet.asia/archives/15730

日本の自然学校 研修日記(2)

http://csnet.asia/archives/15858

日本の自然学校 研修日記(3)

http://csnet.asia/archives/15864

三江源の研修生:荒野で過ごした青春【前編】

http://csnet.asia/archives/15800

★環境・災害支援・高齢化問題

岷県地震の巡回リハビリテーション支援プロジェクトに関する所感【前編】

http://csnet.asia/archives/15724

【SBN災害復興】祐ホームクリニック石巻~被災地高齢者への在宅医療の実践~

http://csnet.asia/archives/15773

汶川地震 ~5年後の今~ (その2)映秀【前編】

http://csnet.asia/archives/15810

★草の根活動、公益活動

社会福祉の仕事について私が思うこと:保護施設での活動の日々

http://csnet.asia/archives/15720

【pal*system】培ってきた豊富な人脈を駆使して 地域づくり、街づくりを手がけたい

http://csnet.asia/archives/15684

【SBN case book】日本初のリュース食器レンタル事業を実現

http://csnet.asia/archives/15737

皆様、どうぞhttp://csnet.asia をよろしくお願いします。

【連載:日中間の不理解に挑む】 店員さんのいない東芝

 母親が胆嚢ガン。突然の衝撃的な知らせにいても立ってもいられなくなり、故郷に飛んだ。

切除手術を受けたばかりの母は、思ったよりもずっと元気そうで、とりあえずはほっとした。遠くで暮らす自分にでもできる親孝行はといえば、キッチンの大掃除と、古くなった冷蔵庫や洗濯機を買い換えてあげることぐらいしかなかった。

「蘇寧」という全国展開をする大型電器屋さんを訪れ、例によって買い物一つにしても「知り合い」のコネを探し当て、少しばかり余分に値引きしてもらう準備を整えた。メーカーごとにブースが分かれ、半端ない商品の多さに圧倒された。こういうときは自然に「有名メーカー」に目がいく。隅っこにパナソニックのコーナーがあり、同じコーナーの片隅に、東芝の冷蔵庫が数台だけ置いてあった。たくさん見たなかで、外観も性能もこちらのニーズ的にも最も気に入ったのは、東芝の冷蔵庫だった(日本の現時点の製品に比べれば、少しばかり型が古いのだが)。しかし、熱心に説明し、強く薦めてくれるシーメンスやLG、サムスンなどの海外メーカーに比べ、パナソニックはずいぶんと控えめで、東芝に至っては、店員さんさえいなかった。「買いたいならパナソニックの店員さん経由で、電話連絡する」ことになっているらしい。誰一人、商品を薦めてくれる人がいなかった。

「日系はお偉いさんはみんな日本人だし、日本にいるから、ここは誰も気にしてない」。一台売るごとにボーナスが入るシーメンスとは大違いのようだ。それでも東芝の冷蔵庫を諦めずに購入した我々に対して、「これは本当はすごく良い商品なんだよ。値段が同じぐらいのサムスンやシーメンスよりずっと使いやすくて質も良い。ご購入プレゼントだってシーメンスよりずっと高価なものよ。でも、東芝は人を置かないし、宣伝もしないから、もう長春のシェアから消えそうよ。誰も買わないわ」と係の人が教えてくれた。

そう話している間に、田舎出身風の年配のご夫婦が、「松下はどこだ?」と聞いてきた。指差すと、まっすぐそのブースに向かった。私たちも炊飯ジャーがほしかったが、置いてあるパナソニックの炊飯ジャーは、日本の製品に比べると少なくとも10年も型が古いのではないかと思った。道理で来日する観光客は、みな炊飯ジャーを2個も3個も買って帰るわけだ。

「日本製はいい。みんな知ってる。でも、最新のものは置いてくれないし、こっちの好みに合う新しいものを開発しようともしない。宣伝も下手だし、販売にも力を入れない。ほかのメーカーに負けるのは、当たり前じゃないか」。

電化製品に限らず、各種商品はまさに日進月歩に進化し、各メーカーは消費者を取り囲もうとしのぎを削っている。特にドイツと韓国メーカーの攻勢が激しい。日本製に深い信頼を寄せている田舎風の年配のご夫婦に、日本メーカーは果たしてどのように答えられるのだろうか。中国を市場として重視すると言うが、日本と縁が深く、日本製への信仰心も篤い中国東北部の街でもこの状態では、中国市場から消え去る運命をたどるのも時間の問題かもしれない。

日本企業に聞きたい。やる気、本当にあるのか?

【今月の“ありがとう!”】

 今月もサイトの更新は翻訳ボランティアの皆様のご協力によって無事進められました。日頃の感謝をいっぱい、いっぱい込めて、ここで「ありがとう!」をお伝えしたいと思います。(順不同)

●和訳チーム

翻訳:三津間由佳様、藤澤美歩様、陳セイ様、劉楠様、季新様

校正:市原美穂様、山原由美子様

記事選定:趙秀梅様

●漢訳チーム

翻訳:黄淑珺様、大花様、白石美津子様、唐培婕様、王爱清様

校正:吴雪遠様、李楠楠様、陳倩様、陸依柳様

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※このメルマガの転載を歓迎します。ご転載、ご引用の際は、日中市民社会ネットワーク(CSネット)からの転載であることをご明示ください。

※このメルマガ(毎月上旬発行)は、CSネットのスタッフ(李妍焱、朱恵文、李君暉、于瑾、季新、棚田由紀子)と縁のある方々、CSネットおよび前身であるGLI東京事務所の活動に関わった方々に配信しております。現在の配信対象者は日本では791名、中国では513名です。配信がご不要の方は、info@csnet.asiaにご連絡ください。

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