2014/04/04 by Fancy

自然共生型社会を目指す:「東アジア地球市民村2014in上海 」に参加してby大友映男

東民村20144昨年中国で環境運動をしている方々との日中交流ツアーの打ち上げを三鷹でやった事を、このやさい村通信でお知らせしましたが、それを企画している三鷹在住の朱恵雯さん達が主宰して、今年の3月7日~10日まで上記の交流フェステイバルの0回目が中国・上海で 開催され、それに参加して来ました。

昨年の日本ツアーで少しだけ三鷹で同行させていただいて中国の中にも沢山の一般市民による環境活動があり、有機農業、消費者運動、自然保護、自然教育などに対する意識が高まっている事をはじめて実感として知ったのですが、実際に行ってみて、その関心の高さと熱心さにちょっと衝撃がはしるほど心を打たれました。

今回は0回目ということで主要メンバーの意見交換と活動紹介といった事が中心になるのではと予測して向かったのですが、なんと初日から一般の参加者が200人以上も集まり会場がいっぱいになる盛況ぶりでした。基調講演のゲストスピーチは半農半Xの著者塩見直紀さん、その後は提起役となる各ファシリテーター講師陣が短いスピーチをしたのち会場を3つに分けて人間図書館と銘打った分科会が行われ、その後も講演とワークショップが続きます。
私も人間図書館でお話させてもらいましたが、質問もバンバン飛んで来て、熱気で熱いの熱いの、通訳を買って出てくれた人まで口から泡を飛ばすほどの熱気ぶり(笑)、今の中国の若者たちの環境活動への関心の高さがひしひしと伝わって来ました。

そして、会議終了後は近郊の有機農業を始めた人々との交流にバスをチャーターして向かったのですが、会場に参加した人々からも参加希望が相次ぎ、急きょバスをもう1台追加して総勢100人近くで向かいました。
そこでは有機農場の見学をした後、インドから直行してくれたチャーリーさん達の演奏、平和の祈りを共にし、有機野菜で作られた夕飯をみんなで食べた後は外でたき火を囲んで夜空を仰ぎながらの歌と踊りのファイヤータイム、僕もこの集いにささげるために作った「地球の民」という曲を歌わせてもらいました。
三鷹沙羅舎のオーナー片岡さんの踊りや、雲南から来た陳さんのリードでどんどん盛り上がってやがて一つの大きな輪になって踊り続けました。

東民村201432日目は「わたしたちが注目する環境問題」「東アジア地域の環境問題」「私たちにできること」と題したテーマで会場に参加した人々からさらに話し合いたいテーマを出してもらって、小さなテーブルを作ってテーマごとに話し合い、時間を区切ってテーブルを移動して、お互い多くの人達と語り合っていくワールドカフェというワークの手法で会が進められました。

3日目は揚子江の中州の島に有機農場2か所を見学する視察ツアーがありましたが、僕が驚いたのは主宰する人達がそれぞれ福岡正信さんの「わら一本の革命」に感銘し影響を受け自然農法を実践している事でした。お話も聞かせてもらいましたが福岡さんの思想生き方に本当に感銘し実践しようとしているのです。
福岡正信さんに懇意にしてもらっていた私としては本当に嬉しく、また頼もしく思いました。

今回私が体験した事はほとんどの日本人は知りません、日本の政府もマスコミも報道しません。
一種の報道管制の中で、対立構造が作られて、僕らは政府や政府を裏で操る一握りの人間たちの都合のいいように操られているのではないでしょうか。
環境問題には国境はありません。
だから、国を超えて、人々が交流し、情報を交換し、環境を良くするためのアイデアや手法や心をつないでゆく必要があります。その事を痛感して戻って来ました。

やさい村という地域の微力な八百屋でこれから私に何が出来るか分かりませんが、韓国巡礼の折りのアエラという集いに参加出来たり、今回は台湾で反原発パレードを主宰している女性ともお会い出来ました。
東アジアは僕の中でとても身近で具体的なものになりつつあります。
それと共に一人ひとりどこにいても地球といのちとつながった生き方をすることが一番大事な事だと思いました。 朱さんありがとう!おつかれさま!(村長・大友)

作者: 大友映男 (やさい村村長)
メディア: やさい村 (http://www.yasaimura.jp/old/cgi/txttohtm.cgi?def=information/webdiary.cfg&text2=index.txt&text=yg2014.04.01&temp=maintemp.html)

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