2013/11/27 by Tanada

米公益:モバイルインターネットが慈善活動に貢献する方法

莫子皓氏は、今年中山大学管理学院を卒業し、北京大学の大学院に入る予定だ。彼は、去年の12月に友人の王子氏(「漁の達人」というモバイルネットゲームの設計者)と共に、モバイルネット需要の拡大に着眼し「米公益」を創立した。彼らは、企業と個人がともに慈善活動を行いながら、さらに互いに必要な利益が得られることを狙っている。例えば、個人は簡単操作で自分に役立つことをやることによって慈善活動ができる一方で、企業は慈善活動によって自社を宣伝する効果が得られる。さらに、ページビュー(page view)で参加人数などのデータ化もされる。

 「楽しく遊べる」米公益

創立してから8か月経った米公益は、まだ早期の発展段階だ。彼らは携帯電話で使用できるアプリケーション「米公益」を作った。このアプリは、仕事と同様に、家族と話し合う時間や自分の体を大事にすることを利用者に呼びかけるもの。利用者はアプリ「米公益」に内蔵されている生活、健康に関する五つの機能(米博士、米ママ、米有酸素運動、米ストレッチ、米ほぐし)を無料で気楽に利用できる。なぜなら、このアプリのコストは企業が負担してくれるからだ。

 日々の仕事に追われていると、家族や親戚との連絡はおろそかになりがちだ。その時、「米ママ」の機能が起動し、電話を掛けるように訴える。訴えに応じて電話を掛ければ、利用者には50米のポイントが加算される。またもし、長時間のデスクワークをすると、「米ストレッチ」の機能が起動し、利用者に腕を伸ばし、肩をリラックスするように注意する。この体操を最後まで行えば、10米のポイントが加算される。「米博士」では、利用者が毎日一問のクイズに回答すれば、20米のポイントが加算される。これらを日々続けることによって、獲得したポイントも増え、ポイントが貯まったら、好きな慈善の福袋と交換できる。

 「米」は、この仮想空間の通貨だ。決まった量の「米」と参加企業が寄贈した品物とを交換し、その品物を「米公益」と提携している団体(老人ホームや貧困地区の小学校など)に寄付するというビジネスモデルである。また同時に、その団体は利用者からの寄付が決まった後、直接企業から品物を受け取ることもできる。一方、「米公益」の管理者は、団体に資源を寄付する役割と使用状況の監査役を担っている。

 想像してみてください。「米公益」を通じて親に電話するだけで、老人ホームに果物が寄付できるのです。また、体を伸ばす体操をするだけで、貧困地区の小学校の生徒に鉛筆を寄付できるのです。

<参考>

『米公益』 ~是一个公益APP,米公益应用是最潮的公益创新,让你快乐公益帮助他人!~

http://www.ricedonate.com/

執筆者
執筆者所属
翻訳と校正 翻訳:陳セイ 校正:棚田由紀子
メディア

公益慈善周刊 2013 年第 28 期

《米公益:移动互联网如何做公益催化剂》

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