2013/08/02 by jixin

【pal*system】世界中の子どもたちの笑顔のために私がはじめたこと

 

「実践起業塾(※1)」第8期修了生 村上英子さん

不用になった服を引き取り、子ども服にリメイクするショップを開くことを目標にしている村上さん。収益は途上国の子どもの支援に役立てたいと考えています。不用品を寄付したり、購入したりすることが世の中のためになる。そんな場を作ることを目指しています。

 

物にあふれた暮らし

本当にこのままで大丈夫?

日本は物質的には豊かになったけれど、暮らしは使わない物や着ない服だらけ。最近では「断捨離」といって物を捨てることが流行っています。世界には恵まれない子どもたちがたくさんいるのに、このままで大丈夫?ってずっと思っていました。

学生の頃からエコと社会貢献に関心があり、この2つを組み合わせて、フリーマーケットに出店しては、その収益を寄付していました。寄付先は途上国の図書館設立を支援する団体や、教育を支援する団体が中心。

今でもずっと、定期的に出店をして寄付を続けています。

でもフリーマーケットは、エコの活動としては良いのだけれど、買い手に値切られやすいし、最近では100円ショップがあったり、ファストファッションで新しい服が千円以下で売られていたりして、古着の売れ行きにも限界があります。せっかくの売上は会場代にもっていかれてしまい収益が上がりづらいんです。これでは収益金を寄付することができません。

そこで私が注目したのが、大人の服を仕立てなおした「リメイク子ども服」の販売です。

 

世界にひとつだけのリメイク服

大人の服って良い生地を使っているものが多いんです。穴があいたり、シミがついたりして着られなくなっても生地を活かして素敵な子ども服にリメイクすることができます。

例えばレディースのカットソーを110センチの子ども服に仕立てなおしたり、ウール100%の大人のスカートをかわいらしいワンピースにしたり。

リメイクは主に、専門の技術をもっている仲間がしていますが、私も〝プチリメイク〟程度からですが、自分の作品制作にチャレンジし始めました。

実際に一歩を踏み出してみて、本当に楽しいですね。今はたった10着の在庫しかないけれど、すべて世界にひとつだけのものですから希望がふくらみます。

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写真:実際に一歩を踏み出してみて、本当に楽しいですねーリメイク子ども服の作品を手にして。「起業を意識してからは、関連することになんでも反応するアンテナを張るようになりました」

 

楽しくエコと社会貢献

先日は「カフェいと」というコミュニティカフェで「xChange」というイベントを開きました。メッセージカードを付けて不用になった服や絵本を交換して、物だけでなく心のぬくもりも伝えようというもの。このイベントでリメイク服の販売も始めました。

小学校6年生のときの作文「将来やりたいこと」では、「やりたいことがいっぱいあって決められません」と書いた私。今でも、やりたいことはたくさんあるけれど、いつかはショップを開店したいです。楽しくリメイク品を買い物したり、不用になった服や絵本をショップに寄付したりすることで、収益金が社会に役立つ、そんなだれもが楽しく社会貢献できる場を作ることができたら良いですね。

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写真:「カフェいと」でのイベント開催の様子。たくさんの人が訪れました。一歩一歩進んでいることを実感

 

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写真:メッセージカードを付けて絵本や服を交換する「xChange」。おばあちゃんが孫に読み聞かせたような絵本が、また次の人に伝えられます

 

【素顔の私】

私が世界の子どもたちのことを考えるようになったきっかけ

海外の人をホームステイで受け入れたり、反対に自分たち家族が海外にホームステイで訪れたりしているうちに、世界のことを考えるように。自分のしていることが、ちょっと誰かの役に立てたらうれしいです。

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写真:マレーシアの女子高校生をホームステイで受け入れたときに、みんなでお寿司屋さんへ

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写真:家族で韓国にホームステイに行ったときの写真

 

【募集します!】

コミュニティカフェなど、リメイク子ども服を委託販売してもらえるお店を探しています(畳一畳分から)。また、子ども服などのリメイクをする「リメイクデザイナー」の方を募集しています。下記までご連絡をお願いします。

パルシステム連合会地域活動支援課 TEL03-6233-7235

 

(※1)「実践起業塾」は、パルシステム・セカンドリーグが開催する、ゼロから学べる女性のための起業塾です。

(※2)「コミュニティカフェ」とは、地域の溜まり場、あるいは縁側の延長。失われた地域のつながりや人と人の絆を取り戻せる場所です。

 

執筆者
執筆者所属
翻訳と校正
メディア

パルシステム・セカンドリーグ月刊「のんびる」No.78(2013年4月号)より転載(pp.34-35)

 

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