2013/07/04 by Tanada

美しい地球をつくるためのエコロジ— ~LEAD & Beyond訪日研修プロジェクト・日中交流会

2013年4月5日(金)、日中市民社会ネットワーク(CSネット)と東京都三鷹市の住民代表が、三鷹市にある「癒しと創造のスペース・沙羅舎」で、「美しい地球をつくるためのエコロジ— ~日中交流会」を共同開催した。その中で、第3回 富平LEAD & Beyond来日研修プロジェクトの研修報告会も開催された。報告会では、5日間の研修成果の総括が行われ、また、中国の環境保護分野の現状及びメンバーが各自所属する団体の取り組みについて日本側の参加者に紹介し、交流を図った。14名のLEAD & Beyondメンバーのほか、やさい村(http://www.yasaimura.jp/old/)の大友映男村長、三鷹市議員の野村羊子氏など、三鷹市住民の数名が代表としてこの交流会に参加した。また、「Whole Earth自然学校」(http://wens.gr.jp/)の創立者で、「NPO法人日本エコツーリズムセンター」(http://www.ecotourism-center.jp/)代表理事の広瀬敏通氏と事務局長の中垣真紀子氏、「大地を守る会」(http://www.daichi.or.jp/)の高橋哲氏、および慶応大学教授の伊藤健氏も招待され、今回の交流会に出席した。

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写真:「美しい地球をつくるためのエコロジ— ~日中交流会」の様子

午後4時、和やかな雰囲気の中で、「美しい地球をつくるためのエコロジ——日中交流会」は開幕した。まず、CSネットの李妍焱代表が日本の環境保護とソーシャル・イノベーションの背景などについて説明し、三鷹市に長く在住している朱恵雯事務局長が研修生に今回の交流会のきっかけ、および三鷹市の歴史と特徴を説明した。続いて、広瀬理事が日本の自然学校の現状、および日本と中国が環境保護分野での協力に関する積極的な講演をした。その後、今回の主体参加者であるLEAD & Beyondの研修生たちが、各自の所属団体の概況、ソーシャル・イノベーション、農業関係の実践活動、及びこの5日間の訪問先で習得した内容を、事例の共有という形式で講演を行った。最後に、自然食品店「やさい村」の大友映男村長が三鷹市の市民代表として、自分の事業を事例として参加者に紹介した。

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写真:第三回 富平LEAD & Beyond研修生で、「永続動力」の呉晨氏による事例紹介

20130704-4 写真:都市有機農園経営者の吉野氏による経験紹介

交流会は3時間以上も続き、最後に、LEAD & Beyondのチームリーダーである「山水自然保護センター」の孫姗氏が自作ビデオを参加者に見せた。このビデオは5日間の研修ツアーを記録したもので、長さは10分間。ビデオを通じて、参加者は彼らと一緒に長い学習ツアーをした気分を味わった。「風と土自然学校」、「Whole Earth自然学校」、「スワンベーカリー」(http://www.swanbakery.jp/index.html)、高齢者施設「サンフォーレ」( http://www.sunforet.co.jp/)などに、彼らの足跡を残した。LEAD & Beyondの研修生は、日本での学習や考察と同時に、中国の社会の現状、日本と似た事例、およびこの分野での今までの努力を、日本側の同業者や環境保護に関心のある一般市民に伝えた。ビデオの上映をもって、今回の「美しい地球をつくるためのエコロジ——日中交流会」は無事閉幕した。

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写真:第三回 富平LEAD & Beyond研修生とCSネットメンバー等、参加者の集合写真-in三鷹「沙羅舎」

交流会の後、さらなる深い交流を求める日中関係者は、引き続き「沙羅舎」で三鷹の有機食品を味わいながら、自由な交流を始めた。通訳の人数が不足していたにもかかわらず、皆、電子辞書やスマートフォンで調べながら交流を続けた。三鷹市の野村議員と日本の社会的企業分野の専門家である伊藤健氏も途中から参加した。参加者は自由にグループを作り、それぞれに興味を持つ話題について熱く語り合った。また、今回の交流活動の主催者である三鷹の自然食品店「やさい村」の大友映男村長が、ギターを弾きながら歌を歌った。これらの歌曲はすべてこの数年間で彼が自分で創作した、人と自然をテーマとするオリジナル曲で、「本当の豊かさ」や「雨にも負けず」などである。落ち着きのあるしっかりとした歌声は、一同の心に響いた。日本語が分からない研修生たちも、彼の歌声と人となりに感動した。その後、「沙羅舎」のオーナーでダンサーの片岡さんが、「能」をベースにして自ら創作したダンスを披露した。最後に、日中の参加者は自分の母語で「オリーブツリー(Olive Tree)」と「故郷」の2曲を合唱し、交流会の雰囲気は大いに盛り上がったのだった。

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写真:「沙羅舎」の、美味しくて健康的な料理

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写真:大友映男村長、バンドメンバーのギタリストと共にオリジナル曲を生演奏

執筆者 季新 編集: fancy
執筆者所属 日中市民社会ネットワーク
翻訳と校正 翻訳:季新 校正:棚田由紀子
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