2013/03/09 by yanyan

CSnet Mail Magazine No.24

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日中市民社会ネットワーク(CSネット)メールマガジン     20132月号(第24号)

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【目次】

  • はじめに:「日常に力あり」
  • CSネット活動報告&今月のお薦めコンテンツ
  • 連載:日中間の不理解に挑む「トゥ~スは危険?!」
  • 今月のありがとう!

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【はじめに】日常に力あり

5か月ぶりにまた南三陸を訪れました。震災前なら聞いたこともない地名だったが、いつの間にか生活の一部になった気がします。

私のような人がかなりいるのではないでしょうか。縁もゆかりもなかった地域と、震災をきっかけに日常的なつながりを感じるようになった人。ボランティアとしてとは限らず、消費者として、応援者として、あるいは特に「…として」ではなく、ただ何となく気に掛けている人。

95年の阪神大震災の時には、一気に100万人を超えるボランティアが被災地に駆け付けたことで、「ボランティア元年」という盛り上がりを見せました。しかし、その後一般の人々の間に被災地とのつながりや、ボランティアの考え方、行動の習慣がどの程度浸透したかというと、大きな「?」がついてしまいます。今回は、「・・・元年」と名付けるのが難しいのかもしれません。どっと押し寄せるようなボランティアの大波もなかったかもしれません。だが、あの日から2年間経とうとしている今でも、様々なタイプの人が、それぞれの立場から、東北の被災地と息の長い付き合いをするようになっています。

一時になだれ込む形の災害ボランティアよりも、息の長い、日常的な付き合いのほうが、被災した地域と人々にとってもっと力になるのではないかと思います。そして何よりも、日常的に東北と何らかのつながりを持つことが、人とのつながりや思いやり、価値の見つけ方、社会の見方などについての人々の考えや行動パターンに影響を与えると思うのです。それがきっと、市民社会の底力につながることでしょう。そう期待しています。

(やんやん)

 

【CSネットの活動報告と今月のお薦めコンテンツ】

★JICAに採用されたプロジェクト、「地域密着型自然学校づくりのための人材育成とネットワーク形成プロジェクト」は、2月末から3月上旬にかけて、上海で交流会を開催しました。100名を超す参加者を得て、有機農場の実地見学も収穫大でした。中国で自然学校というコンセプトの下で、豊かな人的ネットワークが構築されていく可能性を感じさせてくれる交流会でした。

 

2月は、サイト上では7本の記事を更新しました。お薦めは以下です。

★人物インタビュー: 「幸福養老大課堂(ハッピー・シニア・スクール)」の温向明事務局長(後半)

http://csnet.asia/archives/13198

★お薦め事例:地域発信型映画を作る「愛有劇団」

http://csnet.asia/archives/13193

★情報ボランティア特集:宮崎いずみ「新たに継承される『伝統文化』」

http://csnet.asia/archives/13223

 

【連載:日中間の不理解に挑む】トゥ~スは危険?!

今回は、私が愛読しているメルマガ【中国語で中国を勉強しよう!】で紹介されていたエピソードから。

お笑い芸人コンビのオードリー、日本のみならず台湾でも人気があるそうです。台湾では日本のバラエティ番組がよく放送されているので、芸能人たちは台湾に行くと結構顔が売れていることを実感できるそうです。

で、台湾にロケか何かで訪れたオードリーの春日氏もそうだったらしく、若者たちに取り囲まれたので、自身のトレードマークともいえる「トゥース!」という挨拶(?)をしようとしたら、通訳さんか誰かに

「台湾では『トゥース』は絶対やめてください!」と言われたそうです。

さて、なぜでしょうか。

実は、あの「トゥース」の発音が中国語の「吐死tu4 si3」と似ているからだそうです。

言われてみれば、確かにその通り!「吐tu4」は「嘔吐する」という意味ですから、「吐死」は「吐いて死ぬ」というような意味になり、相手に呼び掛けるように「トゥース!」と言えば「血へどを吐いて死にやがれ!」みたいな意味にならないとも限らない、というわけです。

いくら芸風とはいえ、あの大柄な体格で、しかも横柄な態度で「吐死!」と聞き取れてしまう言葉を投げかけられたら、相手の台湾の若者はきっと凍り付くか激怒するかどちらかだったでしょう。もしかしたらそのままトラブルになっていたかも・・・。

通訳さんに止めてもらえて、本当に良かったです。

他にも、外国人が聞いたらビックリするような言い回しになってしまう日本語のギャグがあるかもしれませんね。

ギャグでなくても「自分はまったく悪気がないのに、相手にとっては悪口にしか聞こえない言葉や言い方になってしまった」というケースは、同じ母語を操る者同士でも起こることです。ましてや、相手が外国人であれば、そのケースはもっと多くなってしまうでしょう。中国に限らず、外国人とのコミュニケーションでは行き違いや誤解はつきものです。必要以上に恐れなくていいと思いますが、ほんの少し気を付けるだけでも十分効果はあるでしょう。そこらへんのさじ加減が、実は一番難しいのかもしれません・・・。

●今回引用した【中国語で中国を勉強しよう!】のバックナンバー

http://archive.mag2.com/0000168079/20130201080000000.html

(棚田由紀子)

 

【今月の“ありがとう!”】

今月もサイトの更新は翻訳ボランティアの皆様のご協力によって無事進められました。日頃の感謝をいっぱい、いっぱい込めて、ここで「ありがとう!」をお伝えしたいと思います。

岡田由一様、川口晶子様、東山エイ子様、松江直子様、三浦祐介様、三津間由佳様、廖芳芳様、劉楠様、宮崎いずみ様

ありがとうございました!!

 

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※このメールマガジンの転載を歓迎します。ご転載、ご引用の際は、日中市民社会ネットワーク(CSネット)からの転載であることをご明示ください。

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