2013/02/12 by Tanada

中国の週刊誌『湖湘地理』掲載のLEAD&Beyond訪日研修報告シリーズ(6)

E04-05(自然学校) http://csnet.asia/archives/10486 に関し、日中市民社会ネットワーク 事務局長 朱恵雯が書いた寄稿文を掲載します。一部、E04-05(自然学校)内に掲載されている文と重複しますが、何卒ご了承ください。

Whole Earth自然学校

自然学校の魅力はその核心が“体験”にある為、言葉で表すのは難しい。経験豊かで個性に満ちたガイドの引率の下、人々は大自然に歩み入り、森林の甘い空気を吸って、水の流れ鳥のさえずりに耳を傾け、肌理の粗い或いはつるつるした樹皮を肌で感じ、仲間とスリルあふれる洞窟の探検を一緒にし……ここでは熟睡している感覚器官が呼びさまされ、人々は再び自然と人と社会の間の密接不可分の関係を体験する。自然学校はすべての人のために自然に回帰する大門を開いている。

日本で最も早い自然学校“Whole Earth自然学校”は1982年に創られた。創始者の広瀬敏通は、長年海外を遍歴した後に帰国し、物が豊かになっていく日本で子供たちが笑顔を失っていくのに気づいた。そこで動物農場をオープンし、子供たちのために動物に触れ合い、自然を体験する環境教育活動を提供した。30年来、時代の変化に伴い、彼らは絶えず自己革新し、当初の自然体験活動の提供や自然環境調査研究を経て、徐々に日本の自然教育領域での人材育成や積極的な災害救援、地方振興等、各活動領域を展開している。現在、Whole Earthは若い世代の指導チームの引率の下、新しい発展を模索し探し求めている。

現在、日本にはすでに3000余の自然学校があり、そのネットワークは全国各地に広がっている。中国でも多くの人達が自然学校の設立の試みを始めており、日本最初の自然学校のWhole Earthは彼らにとって参考となる点がたくさんある。その中から、もし一つだけを選択するのであれば、即ちそれは“出色した団体を設立すること”になる だろう。ハードは重要だけれど、自然学校が提供しているのはサービスである以上、ソフトが更に重要なカギであることは疑いない。Whole Earthのメンバーの特色は、個性豊かでそれぞれが長所を持ち、自然、人、そして地元に対して豊かな愛情を持っているということにある。広瀬氏はかつて こう述べた。感動は伝えられるものだが、風景がどんなに美しくても、人を感動させるのはやはり人にある。用地を探し、施設を設置する以前に、我々が先に探 さなくてはならないのは、波長の合う気の合う仲間なのだ、と。

感想

徐々に成熟に近づく日本社会、少々重苦しいとはいえ、成長期の上っ調子はない。今ここで私は静かに深く考え、自分がしたいことを選ぶことが出来る。例えばバイオリンをゼロから学び始める、各種の面白い講座に参加する、山で農作業に従事する、東北に行ってかまくらを作る。更に仲間と一緒に新しい事業を打ち立てる、お金を稼ぐためでなく信念のために。

日本に到着して後、私は中国について考える時間がとても長くなった。また、現在の事業を通じて私は非常に多くの素晴らしい中国人や日本人を知る機会が更に増えた。彼らと一緒に有意義なことを行い、素晴らしい夢を実現できた。彼らのおかげで、私は明日がもっとよくなると信じている。

執筆者  朱恵雯
執筆者所属 日中市民社会ネットワーク
翻訳と校正 翻訳:岡田由一、校正:棚田由紀子
メディア 【藤田和芳等人】《湖湘地理》专辑报道LEAD and Beyond 访日研修活动http://csnet.asia/zh-hans/archives/9323
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